築8年の家と庭

先日、メンテナンス工事で築8年の富塚町のオーナー様宅に伺いました。
竣工時から外観がどのぐらい変わったか、写真で比較してみます。

竣工時

竣工時

現在

現在

現在

現在

樹木が大きく成長し、道路からは家の様子が見えにくくなっています。
雑木に囲まれた、住宅地とは思えない木陰のある気持ちの良い庭です。
リビングは幅約5メートルのガラス面がありますが、日中はカーテン無しで全く気になりませんでした。
外からはガラスが反射するため、家の中の様子はほとんど見えません。
2階のウッドデッキからも撮影しました。

竣工時

現在

樹木が大きく成長した様子がよく分かります。
庭師は数年後を想像し、樹木の選定をします。
枝振りや土壌の状態等、細部まで気を使ってこの庭を描いています。

木が成長すると実が生ります。

ドングリが生る木はブナ、コナラ、シイ、カシなど、たくさん種類があります。
木の実には鳥が集まり、自然環境を豊かにします。
写真からも、野鳥が寄ってきそうな環境が整っているように感じます。

外装のメンテナンスについて、
ウッドデッキや柱等の木部は何度か再塗装をしてきれいな状態を保っており、
外壁の塗り壁は竣工時からメンテナンスなしで、ほとんど変化はありません。
軒裏の木部は雨がかりが少ないため、再塗装はしていません。

「メンテナンスに手間がかからない家」は多くの方からご要望として伺います。
庭も含め、全くメンテナンスが不要な家はほとんど無いと思います。
セルフメンテナンスができる素材や工法を採用し、自ら手をかけることで愛情や愛着が増す家や庭。

長く気持ちよく暮らす為には、少し手間がかかるぐらいがちょうど良いかもしれません。

増田光

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