職人の育成・ネットワーク化

地域の風景を創り、そして守り継ぐ。
唯一無二の職人技を継承する

これまでの日本の木造建築を支えてきた大工技術は素晴らしいものがあります。
快適により長く住み続けるためには建物の設計が良いばかりでなく、高い技術を身につけた職人の手仕事が必要です。
サン工房は先人から受け継がれてきた知恵と技術を次の世代へ継承していく取り組みを行っています。

| 構造材加工場・災害備蓄倉庫 |

建築の構造材加工の主流はプレカット、機械加工が占めています。
その中であえて手刻みの加工場を建設した理由、それは建築に携わるつくり手として、
伝統技術と文化を残していくことも大事な使命だと考えているからです。
建築業界は、大工職人のみならず、左官職、建具職、瓦ふき職、板金職などの職人や国産材製材所が減少しており、
将来的に大きな影響を及ぼしていくことは明らかです。
その人達の技術・知恵を大切に継承するためにも、サン工房加工場がそれぞれの垣根を超えて夢ややりがい、
そして目標を見つけることができる場所を目指しています。

またこの加工場は、地震や台風などの自然災害に対して、サン工房はもちろんのこと連携建築会社、建築関係会社、職人、
技術者がいち早く行動するための物品、材料を事前に用意し、対策に努める災害備蓄倉庫としての役割も兼ねています。

| 非住宅・中大規模木造建築 |

2010年10月施行の、「公共建築物木材利用促進法」により、公共施設や商業施設、
幼稚園、医療施設などの大規模施設で、木材を利用した建築が推進されおり、大変注目されています。
サン工房は住宅づくりで培ってきた木造建築の技術を非住宅の分野でも積極的に活かしています。脱炭素社会・持続可能な社会の構築のため、木造化・木質化の取り組みを通して社会に貢献していきます。

出典:木造施設協議会

一般社団法人遠州・匠社代表幹事会社
一般社団法人静岡木の家ネットワーク会員
一般社団法人JBN中大規模木造委員会所属
一般社団法人中大規模木造PC技術協会会員
一般社団法人木造施設協議会会員

| 応急仮設住宅事業 |

サン工房は主幹事会社として静岡県と協定を結んでいます。

災害後、応急仮設住宅を建設するにあたり静岡県の幹事会社(他工務店等)をまとめる役割を担う。

応急仮設住宅とは、大規模災害により住宅を失った被災者に対して提供される、応急的、一時的な住宅のことをいいます。
大規模災害が発生し、災害救助法が適用されることが決定したときに提供されます。

| BCP対策 |

災害が発生した場合にも、大切な業務を中断させないように、日頃から事業継続の準備を行っています。
お施主様の暮らしと社員の安全を守ります。

災害時の初動訓練
オーナー、建築中、設計中の
お客様への対応フロー
復興活動への対策など
社内にて標準化