受賞歴

 

第28回静岡県住まいの文化賞
最優秀賞・しずおか優良木材賞:翠下奏城の家

浜松城付近の歴史ある緑豊かな地に佇む、「翠下奏城の家」。
東西に長い敷地に寄り添うような配置計画とし、人通りの多い道路に対して窓を極力少なし、室内からは外の気配や音を消しつつ、
高い窓からは翠(みどり)や、やわらかな陽の明かりを室内に取り込みます。
ご夫婦が奏でる美しいピアノ音が周辺にも微かに聴こえ、周辺の木々と間に情景が造り出します。
また、城下という事もあり、通りに対し軒を低く抑えた佇まいが周辺を威圧する事なく、良い意味で新しい物ができた感を抑えています。
新築時が一番良い状態ではなく、歴史ある地にそこを訪れる方、住まい手にとって、時間と共に愛着のある存在になってくれる事を期待しております。

第28回静岡県住まいの文化賞
優秀賞・プラスOの住まい賞:纏まる平家

周囲を田に包まれる、纏まる平屋。
田園風景を邪魔する事なく、家の形で最もシンプルとも言える、正方形の形状に屋根を傘のようにかける方形(ほうぎょう)屋根とし、地に這うように田の中に佇む平屋の住まい。室内はシンプルな屋根の形がそのまま室内にも表現され、美しい勾配天井となっております。
正方形という形を活かし、中心に和室を配置し、そこを中心にぐるぐると回遊できる動線計画は暮らしやすく、行き止まりが無い事で、お子様が自然と走り回りたくなる楽しいプランです。
また、お施主様から頂いた具体的な家事動線のご要望や、予め隅々まで決められた収納計画に引っ張っられながら、その家庭から新しい設計アイデアも生まれ、お施主様と設計者の間で良いコラボレーションができ、楽しく、暮らし易く、なおかつ美しく住みこなして頂ける住まいが完成しました。
新築時が一番でなく、時と共により周辺環境に馴染んでいく住まいになる事を楽しみしております。

第27回静岡県住まいの文化賞
優秀賞:幸漆の家・幸然の家

江戸~明治にかけて繊維産業等で栄えた古い街道沿い、来歴のある土地での建替え。間口は南北に約6m、奥行きは東西に約50mという特徴的な敷地に、ご両親とその息子さん夫婦が暮らす二世帯住宅が建っています。
先祖を大切にする施主の想いを汲み、代々受け継がれてきた家具や古材を新しい家と融合させた、懐かしさが漂うお住まいです。

ウッドデザイン賞2023
「翠下奏城の家」

「翠下奏城の家」が「木」に関するあらゆるモノ・コトを対象に、暮らしを豊かにする、人を健やかにする、社会を豊かにするという3つの消費者視点から、優れた製品・取組等を表彰するウッドデザイン賞2023(ライフスタイルデザイン部門)を受賞しました。

ウッドデザイン賞2020
「一竿風月の家」「風光る平家」「幸漆の家・幸然の家」

一竿風月の家

風光る平家

幸漆の家・幸然の家

「一竿風月の家」「風光る平家」「幸漆の家・幸然の家」が「木」に関するあらゆるモノ・コトを対象に、暮らしを豊かにする、人を健やかにする、社会を豊かにするという3つの消費者視点から、優れた製品・取組等を表彰するウッドデザイン賞2020(ライフスタイルデザイン部門)を受賞しました。

ウッドデザイン賞2019
「あかりをつつむ平屋」

「あかりをつつむ平屋」が「木」に関するあらゆるモノ・コトを対象に、暮らしを豊かにする、人を健やかにする、社会を豊かにするという3つの消費者視点から、優れた製品・取組等を表彰するウッドデザイン賞2019(ライフスタイルデザイン部門)を受賞しました。

ウッドデザイン賞2018
「山嶺露の家」

「山嶺露の家」が、「木」に関するあらゆるモノ・コトを対象に、暮らしを豊かにする、人を健やかにする、社会を豊かにするという3つの消費者視点から、優れた製品・取組等を表彰するウッドデザイン賞2018(ライフスタイルデザイン部門)を受賞しました。

第26回静岡県住まいの文化賞
優秀賞・しずおか優良木材賞:山嶺露の家

風流を解する住まい手の趣向が随所に盛り込まれた「山嶺露の家」。一階の中央に二階まで吹き抜けた中庭を設け、その中庭に、二階天井のトップライトから光が差込むことで、家の中に「外」が生まれ、開放感を演出。素材に凝り、意匠にこだわる住まい手の「好きなものを寄せた」、まさに現代数寄屋と呼ぶに相応しい美しい住まいです

第26回静岡県住まいの文化賞
優秀賞:舘山寺の長屋

浜名湖を望む土地で代々農業を営んで来られたご家族の家を二世帯住宅として建て替えしました。配置計画においては敷地を有効に使うことを意識し、あえて敷地一杯に建てるのではなく、建物周囲にできる空地に庭を造ることで各部屋から愉しめるようにしています。とても心地良い空間で、お施主さんのこだわりの北欧家具や照明器具がとても良いアクセントになっています。

第25回静岡県住まいの文化賞
最優秀賞(静岡県知事賞)・豊かな暮らし空間創生推進協議会賞:悠結のイエ

周囲の視線を感じることなく、家族全員で楽しく暮らす「悠結のイエ」。敷地の高低差を利用した配置計画により、道路からの視線をガレージの木製面格子により緩やかに遮りつつも、住まいとガレージの間にできた中庭が開放感を生み出しました。広い敷地を利用し、北側に小さな庭を設けることで、寝室や家事室からも庭を眺めることができ、ほっと安らぎを与えます。室内はコンパクトながらも、建具を開くとすべての居室は一体に広く使用することができ、造付けソファや丸テーブルの掘りごたつを設けることにより、各々の居場所を確保しました。キッチンは、リビングダイニングからキッズスペースまで見渡すことができる場所に配置し、回遊性のある動線を確保することで家事を効率的にこなせるように配慮しました。子供室は、子供の成長に合わせ3部屋に区切ることができる、将来を見据えた空間設計となっています。家族どうし、そして家の中と外との間に自然と一体感が生まれる、平屋ならではのシンプルで心豊かな住まいを実現しました。

第24回静岡県住まいの文化賞
優秀賞・しずおか優良木材特別賞:雪月花の家

「琴詩酒、友は皆我をなげうつ 雪月花の時 最も君を思う」
雪、月、花の美しいときは、ともに詩を詠じた君を思い出す、という白楽天が旧友に贈った詩の一節。時節の移りかわりを楽しみながら、家の情景が忘れられない思い出になれば、家族と共に過ごす時間がかけがえのないひとときになるでしょう。
儚く移ろいゆく季節が、いま目の前にあることだけを心から楽しめたらどんなにいいだろう。そういった想いを込めて設計しました。

第17回静岡県住まいの文化賞
優秀賞:パタンランゲージに辿り着いた家

浜松ウッドコレクション2022
住宅部門 浜松地域材利用促進協議会長賞:綵鳳の家

綵鳳とは、いろどりの美しいおおとり。五色の鳳凰(ほうおう)を表す。ご家族五人の個性が調和し、明るく光り輝く様を連想します。これから、新居で、皆様が成長し羽ばたく、そんな意味を込めて名付けさせていただきました。
お打合せの時には、新たな仕様の提案もご採用いただき、タイルの貼り方では、発想が実際形となり、ご選定されたものが、段階を経て揃っていく様子の妙、また整っていく彩に、今までにはない、感動を覚えました。整った方形の総二階部分に、切妻の下屋が二方向から繋がる形状が、特徴的で、道路からの視線を遮りつつ、コの字に中庭に開いています。切妻屋根をした深い軒、格子、庭木がご近所の心も和ませます。

浜松ウッドコレクション2018
住宅部門 優秀賞:山嶺露の家

風流を解する住まい手の趣向が随所に盛り込まれた「山嶺露の家」。一階の中央に二階まで吹き抜けた中庭を設け、その中庭に、二階天井のトップライトから光が差込むことで、家の中に「外」が生まれ、開放感を演出。素材に凝り、意匠にこだわる住まい手の「好きなものを寄せた」、まさに現代数寄屋と呼ぶに相応しい美しい住まいです。

浜松ウッドコレクション2018
一般建築物部門 優秀賞:まるたけ堂珈琲・くつろぎ庵

喫茶店とヨガ教室、異なる店舗を同じ軒下にそれぞれ構えました。店舗間に配置した通り土間は敷地の南北にある駐車場から店内にアプローチできるように動線を計画しました。店舗空間を明確に分けることで程良い距離感が生まれ、内部空間は周囲の視線を程よく遮りつつ庭と一体化することで室内に抜けを作り、景色を楽しむことが出来る素敵なお店です。