サン工房『SDGs』宣言

テーマに沿った具体的な取り組み


1誰もがいきいきと暮らせる健やかな社会を目指します

自然素材の住まい

構造材や仕上げ材に自然素材を採用し、有害な化学物質が含まれた素材を極力用いずに家づくりを実践します。

気持ちをつなげる、空間のつながりを大切にする

家族みんなの気配が感じられ、自然とつながりが生まれるような設計を通して、家族の気持ちをつなげます。また、太陽と風の自然の恵みを味方につけ、庭の植栽を室内に取り込み、自然との共生により心豊かな暮らしを叶える設計を実践します。

人と家の健康寿命をのばす

将来のライフスタイルの変化に対応できる柔軟なプランを提案します。年齢や障がいに関わらず安全に暮らせるようにバリアフリーを基本とし、住宅の断熱性の向上を図って室内の温度差を解消して、ヒトと家の健康の維持増進を図ります。

2新たなる日本の家。
文化的要素を含むゼロエネルギーの家(ZEH)をつくります

サン工房の長期優良住宅

サン工房の長期優良住宅は、認定基準以上の条件を自ら課し、それをクリアした家のことを示します。そして、さらなる耐久性の向上や、森林の健全化を図ります。また、新しい省エネルギー基準に適合した家づくりはもちろんのこと、ゼロエネルギーの家(ZEH)の設計・施工にも積極的に取り組みます。

暮らす、安心を

災害時のエネルギー対策として、太陽光発電+蓄電池を提案します。昼間補充した太陽の自然エネルギーを必要なとき「お得」に、もしもの災害時に「賢く」つかう。災害時には、家族が集まる夜間を中心に、災害普及までの支えのインフラとしてご利用いただけます。※太陽光発電・蓄電池における延長保証サービスも提供します。

地域の「連携」や「互助」を意識した家づくり

かつて日本の地域社会に存在した「隣保」という良好なコミュニティの復活を目指し、隣保の人々が集う場としての縁側や土間を住まいに取り入れ、地域の「連携」や「互助」といったソフト面も重視した家づくりに取り組みます。

3住まいづくりを通して、人づくりと幸せづくりを行います

唯一無二の職人技を次世代に継承する

伝統技術の継承と職人の地位向上を図るため、伝統技術を取り入れた家づくりを実践します。その具体策として、社員大工の採用や、数寄屋大工の育成に取り組み、その活躍の場として、2021年に構造材加工場を建設いたしました。

就労支援の実施

大工職希望者へのインターンシップを実践します。また、地元の中学生を対象とした職業体験への協力や、大学生向けの設計コンペの協賛などを通じて、働き甲斐のある社会と業界の発展に努めます。

男女関係なく活躍できる環境

男女ともに柔軟な働き方ができるように職場環境を整備し、週休2日制と、国内の平均値を上回る夏期冬期休暇の取得を徹底します。また、女性が活躍しやすい体制づくりや環境整備、育児休暇の取得促進を図り、女性の現場監督や大工職人の育成を行います。

4丈夫で長持ちする家をつくります

全棟「認定長期優良住宅」を標準仕様

自然の力を賢く生かすパッシブデザインと高断熱性能で、末永く住み継ぐことのできる住まいを提供します。また、各家庭に自主的な防災を普及するため、蓄電池による災害時電源の確保や防災用品保管用の小屋を提案します。

当社におけるBCPに基づいて行動します

万一の災害時には、当社のスタッフ及び家族の安全と生活ベースを確保し、OB客の復旧を最優先します。また、サン工房は「応急仮設住宅建設」の主幹事工務店として、万一の際にはいち早く仮設住宅建設の建築作業にあたり、被災者の方々に生活の場を提供します。

※BCPとは
事業継続計画(Business Continuity Plan)の頭文字を取った言葉です。災害などの緊急事態が発生したときに、企業が損害を最小限に抑え、事業の継続や復旧を図るための計画。

隣保との助け合い

サン工房は住宅地の一角に事務所とギャラリー、建築資料館を併設しています。社屋は近隣の小学校の通学路上に位置しているため、常に子ども達が安心して通学できるように見守り役を務めています。今後は、通学路の街灯の増設や防犯カメラの設置なども検討し、いっそうの安全確保に努めます。また、社屋の倉庫棟には災害時に備えて防災用品を完備し、万一の際には近隣に提供すると同時に、建築資料館を避難所として地域に開放する予定です。

5地域材の活用を通じて、
森林や生物多様性の保全に貢献します

地産地消の家づくり

FSC認証林から木材を調達し、全棟に地元・地域の材木を採用します。また、地元産の自然素材を主材料とし、環境共生型の日本古来のしつらえや技術を積極的に採用します。

既存住宅+リノベーションを本格展開

全国各地で増加する空き家や中古物件といった住宅業界の課題をリノベーションで解決。住まい手と二人三脚で物件探しからサポートします。また、対象となる建物の状況を正確に把握したうえで、単に間取りや仕様、素材といったハード面のリフォームに留まらず、居心地の良さまでを再生し、既存住宅の流通を活性化させます。

環境にやさしい建築

建物の資材調達時から長期入居後の解体時に至るまで、CO2排出量を可能な限り抑えた建築を目指します。また、自然環境に配慮した家づくりを通して環境負荷を軽減します。

6地域材木店、工務店・関連業社と
パートナーシップを組み、地域連携を深めます

職人文化を守る

先人から代々受け継がれ、時間や風土に磨かれてきた職人技を残すため、サン工房は職人たちと協働し、一緒になって行動します。建具の造作や左官など、衰退しつつある産業を守り、その土地の文化を守り続けていきます。

日本の文化を守る

サン工房は、材木店や製材所とのパートナーシップを強化し、地域の大工職人にキザミ加工場を開放します。そして、見習い大工の育成を支援するとともに、高齢で現場をリタイアした大工を受け入れ、伝統技術の継承を図ります。“日本の家をつくる”ことは“日本の文化を守る”こと。サン工房は、地域の職人技術を絶やさぬよう、今後も持続可能な人づくりに努めます。