面影を残す


お盆休みが明け、皆様はどのように過ごされましたでしょうか。私は、昨年に引き続き新型コロナウイルス感染症の影響でお出かけができず、1歳9ヶ月の娘と何をして遊ぼうか頭を悩ます日々となりました。

そんな中、感染には配慮しながらも祖父母の家に行きました。走ることが大好きな娘は、ひたすら机の周りをぐるぐる走り回ったり、お庭でピーマンを収穫したり、夜にはみんなで花火をしたりしました。

私自身も祖父母の家には小3まで住んでおり、小さい頃に家庭菜園で色んな野菜を収穫したり、花火をしたことを思い出し、今娘が同じ場所で同じことをしていると思うと感慨深く感じました。

家は一度リフォームをし、私が住んでいた頃とは変わってしまいましたが、
その時の思い出と、楽しかった記憶は変わらずにそこにありました。

家を建てる際、古い家の柱や梁、扉を新しい家に移設し再利用することが多くありましす。そうした、新しい家に古い家の面影をのこすことで、当時の記憶が思い出され、精神的にも居心地のいい家になるのではないでしょうか。

小田友里恵   サン工房 平屋 二階建て 木の家 浜松 工務