暮らしの想い出

ここ数日急に寒くなってきましたね。
お鍋の具材やスープが売りに出されているのをよく目にするようになりました。
秋もあっという間に過ぎ去ってしまいそうで、衣替えが追い付きません。

昨年から家族と離れて暮らしていますが、家族と過ごした子供の頃を思い返してみると、冬の想い出がなんとなく多い気がします。
炬燵でミカンやアイスを食べながら、庭木に余ったミカンを差し込んで飛んできた鳥を観察するのが幼少期の日課でした。
食事もちゃぶ台を皆で囲んで食べていたので、引越した今も座卓が落ち着いてしまい、ソファーがあまり本来の使い方で使えていません…。

冬になると寒さで外に出るのが億劫になり、家で過ごすことが多かったので、自然と家族で過ごす時間が増えたのかもしれません。
暗くなるのがだんだんと早くなり、学校から帰ってきた時に家の明かりが付いているのを見ると安心する時もありました。
人によって、家族との想い出は多種多様です。
お客様との会話の中で、ご家族との暮らしの様子を伺うのが密かな楽しみでもあります。

家づくりとなると、何を相談していいか悩まれる方も多いと思います。
予算面や間取り、機能性も大切ですが、深く心を満たす空間
「ふとした時に想い出が蘇り、どこか懐かしく安心する家」であることが大切だと思っています。
ぜひ皆さんの暮らしの想い出を聞かせてください。

竹内 花織

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