残土の話

熱海・伊豆山地区の土石流から1年が経ちました。

工事残土の処理と建築は、切り離せない話です。建築物を支えるための地盤強度を確保すべく土壌改良や、建物の高低差を考慮した残土は、ほとんどの現場に発生します。

6月9日に静岡県が処理業者を集め、今後の指針や規制についての話が行われたそうです。まだ我々には具体的な方向性は届いていない状況ですが、設計の根幹にかかわる話でもありますので、今後も注視して行きます。

太田雅敬