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住み継ぐ・思いを継ぐ

以前このブログでお話しさせて頂きましたが、私の祖父は大工をしておりました。祖父がこの世を去りもうすぐ10年が経つ今年、私事ですが実家を改修することになりました。

当時の家を思い出せるようにと、構造と一部の部屋を残す形で工事が始まりました。解体が進み、構造の部分があらわになったのですが、50年以上経過しているにも拘わらずほとんどの柱や梁が腐食することなく機能しておりました。

昔の日本の家は「三代住み継ぐ」という考えのもとに作られていました。長く住み継ぐ為には丈夫で長持ちする家でなくてはなりません。

実家の柱や梁の材も、当時祖父が一生懸命木材の特徴を見極めて加工をし、建てていたのでしょう。サン工房は昨今の時流に関係なくずっと前から国産材と職人による伝統技術に拘ってきました。それは上記でお話した丈夫で長持ちする家をつくるためです。

それ以外にもその土地の気候風土で育った材を使うことは、割れや狂いが発生しにくくなり、地域の森林環境を整備する事にもつながります。

世界情勢や環境の変化が目まぐるしい世の中で、限られた資源をどう活用し、後世へ受け継いでいくのか…今まさに向き合わないといけない問題です。祖父の思いを継ぎ、本質を忘れずにこれからも家づくりに携わっていきたいです。

竹内花織

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