道具の管理

先日大工道具である鉋(かんな)を久しぶりに使いました。
以前と比べて使う機会は少ないですが、サン工房は鉋を使用する場面がしばしあります。しかし一ヶ月に一度、鉋の手入れをしないと刃が切れても台(木の部分)が湿気や温度によって狂ってしまい、上手く刃が当たらない事があります。
これは新しい鉋によくある現象で、何年も使っていれば刃物油が浸透し、台が狂いにくくなります。手道具だけでなく機械道具でも大切に扱わないと軸が曲がったりして、その日はその作業が出来ない、なんてこともあり得るので道具の管理はとても大切だと思いました。
また現場などで使わない道具を出しっぱなしにしたりしないように心掛け、現場を綺麗に保つ努力をしたいと思いました。

社員大工 藤川瑠維