有効利用

先日、お引渡ししたお客様のお宅で親族の方が所有している倉庫に眠っていた木材を建物の一部として利用させて頂くことがありました。
柱が数本と巾の広い板材が数枚ありましたので表面を綺麗に削り直し少し加工して「化粧柱、大黒柱、家具の天板、デッキ材」等全て化粧材として無駄なく利用させて頂きました。
長い間使っていないけど思い入れがあったり、昔から使っていて思い入れがあるものだったりそれぞれの家庭にそういったものがあると思います。新しいものに変えていくのも良いですが、昔から使っていたものを取り入れつつ綺麗にリメイクして再利用することで思い出を形に残すという考えもあるのかなと思います。
そういったこともお客様に寄り添った家造りの一つだと思っております。

小杉昌平

スタッフ

前の記事

棟梁
設計者ブログ

次の記事

線一本