だからこそ。【豊川市、豊橋市 木の家をお考えの方へ】


この1年間、外出する機会が激減し、その分、様々な手段で情報に触れる機会が増えました。
家づくりにおいても、以前にも増して簡単に情報が得られるようになった分、
何が正しくて、何が間違っているのか、答えを急ぐあまり、真っ先に答えに導く情報を求めがちで、自ら考える事を怠り、偏った考え方になりそうな自分に気づきます。
だからこそ、「実体験に勝るものは無い」という以前からの思いがより強くなりました。
この業界ではよく例えられますが、「美味しいものを知らない料理人が、美味しい料理を作れるはずがない。」事務所で机に座ってあれこれ考えているだけで、良い設計ができるようになる人はまずいないと思います。
このスタッフブログでも何度かお伝えしてきましたが、多くのすばらしい建築を見て回り、体感し、その時に感じた心地よさや、心を動かされた理由を考え、自分の中に落とし込み、設計の際の引出しにしてきました。
実務においても、現場に行き、職人やオーナー様の声を聴くことで得られる、
リアルでそこでしか気づけない情報がたくさんあります。また、頭で得た情報と肌で感じた事を検証することで本物の情報が身に付きます。
テクノロジーの進化に伴い「足を運ぶ事=非効率」のように感じがちですが、
こと建築においては、図面や写真だけでは判断できない事が多すぎます。
便利なテクノロジーにも頼りつつ、
実体験することの重要さを忘れないようにしなければなりません。
こんな時だからこそ。

岡本茂揮

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