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体感がすべて


先週の設計者ブログに引き続きですが、情報の得方に関することで私が最近思ったことをお話しさせていただきます。情報通信機器の発達により、私達の生活スタイルは大きく変わりました。調べ物はインターネットですぐに見つかり、動画やVRを使えばその場所へ行ったような体験をすることもできます。
私が子供の頃には既にパソコンやテレビゲーム、スマートフォンなどが普及していたので、ネットを使うことが当たり前の環境でした。そしてコロナ禍の今、インドアの私は更にインドアになりネットやデジタル技術に頼る頻度が増えてしまっています。
先日、先輩からある動画を教えてもらいました。建築家の方が対談をしており、その中に【建築は体感がすべて】というお話がありました。家づくりにおいて計画段階は、間取り図やイメージパースなど【視覚】に関する情報がどうしても多くなりがちです。
しかし、実際に住んでみると、使いやすさ、周辺の音、温度、匂いなど【五感】をフルに使うことになるので、【視覚】で得た情報のみで家を建てると後にこうすれば良かったああすればよかったとギャップが生まれる原因となります。この状態から更にネットに頼りすぎてしまうと、脳に入ってくる情報のほとんどを【視覚】で占めてしまい、余計にギャップが広がってしまいます。
本当に住む人のことを思って設計をするには、実際に体感することも大切だとお話ししてくださいました。もちろん、インターネットを活用することで良くなることもあるので【ネットと感覚をどう共存させるか】それが今後の課題だとこの動画を見て気づくことができました。
情報の得方が多様化した現代に生まれた事に感謝し、様々な角度から考えられるよう努めていきたいです。そして、コロナウイルスが落ち着き以前のようにお出かけができるようになったら気になっている建物へ行き、自分の感覚の引出しを増やして行ければと思います。

竹内花織

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