中間期

建物の断熱性能を検討する際に【中間期】という言葉を用いることがあります。 これは夏・冬の間の季節、、、いわゆる春・秋を示します。比較的過ごしやすい気候なのがこの時期といえます。同時に近年では、自然環境の変動が激しいためか、この【中間期】が著しく短くなっていることを感じます。

設計者の立場としては、設計の工夫により【中間期】を長く感じていただけるようにすることが大切ではないかと感じています。例えば、建物の配置計画。建物の形状。風雨・日射をしのぐ軒の深さ。半屋外的な使い方ができる場所。建物内部をめぐる通風計画。適切な樹木の植栽。日照や通風など、自然の恩恵を上手に使えるように工夫することで、そこに住まう方たちが、過ごしやすい季節を愉しめる居場所にできればと考えます。

杉浦和寛