中間的な場所
先日、お引渡し済のお施主様に伺ってお茶を頂いておりましたら
庭にある樹木の枝先から少し芽吹いているつぼみが目にとまりました。
まだ朝晩と冷え込みますが、
日々温かくなるに連れて少しずつ芽吹いてく様子を
室内に居て感じられる住まいはやはり心地良いです。
そこで一例のお話ですが
設計の工夫により室内と屋外を繋げる中間的な場所を造ると
より一層外との距離感が近くに感じられるような気持になれます。
近くに見える庭の様子が分かると
ちょっとした日々の変化で気持ち的にもゆとりが出て
毎日過ごす生活をほんの少し豊かにする事が出来るのではと
思っております。
住宅の軒下にあるウッドデッキや石貼りの庭、町屋の土間もそういう
中間的な空間であり、隣家の家々が近くに存在する住宅地であっても
暮らしの中に潤いを与える存在になる事もありますね。
日本の気候の特徴である四季。
それぞれの季節感を大切にしながら
上手くそれらを室内へ取り込める住まいの設計を日々追求していきたいと
考えております。
設計 鈴木 清澄

