刻む 紡ぐ

先週の設計者ブログで好きな絵本を紹介していたので、わたしもひとつ。

こちら↓↓
『つみきのいえ』です。

水に沈んでいくまちで、ひとり暮らしているおじいさんのおはなし。

加藤久仁生さん監督の短編アニメーションが原作で、それがリメイクされて絵本になったものです。
話題になった作品ですので、ご存知の方も多いかもしれませんね。

おはなしの中では、おじいさんが家で過ごした家族との思い出が描かれていて、その思い出たちに心がほっこり。そして、ジーンときます。

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わたしたちは日々を暮らしていく中で、多くの時間を”建物”の中で過ごしています。
学校や職場、そして我が家など、、。

そんな多くの時間を過ごす”建物”をつくる立場にいる今、
その”建物”では多くの思い出が刻まれてほしいな、なんて思います。

そして多くの思い出が刻まれた建物は、きっと多くの人に愛されて、永く使い続けられるように修復・リフォームしながら思い出を紡いで、繋げてくれるのではないかと思います。

『つみきのいえ』のように新しい建物を上に上に積み上げていくことは難しいけれど、永く使い続けられる丈夫な建物をつくったり、それを修復・リフォームしていくことはできると思います。

たくさんの思い出を刻み、紡いでいく建物がまちに増えたら、素敵でしょうね。

そんな建築に携わっていたいと強く思います。

藤井南帆