技能大工

サン工房の自社大工の事を「技能大工」と呼んでいます。

私は入社6年目の昨年、初めて親方として1棟住宅を任されました。構造材の手刻みから始まり木造工事が終わるまでは約6ヶ月ほどかかりました。

最近の住宅では機械加工や既製品を使用することが多いですが、大工が木を見て一つ一つ手で加工する仕事は機械では真似出来ない職人の技術です。


時代の進化により機械による加工が大半を占めているため、職人の技術が衰退して行き技術の伝承が難しくなっています。

そのような中、時代の流れにあった職人技術を身につけて次に繋いでいく、そんな役割が私たちにはあると思います。

これからもたくさんの技術や知識を身につけ立派な技能大工になるように日々精進したいと思います。

技能大工 野嶋啓人