リフォーム記録
戸建リノベ・店舗増築 16【仕上工事:外部】
築35年の戸建住宅の増築リノベーション。
無垢の木・自然素材を使用したプライベートヘアサロンの計画です。
前回のブログは店舗内部の仕上工事を行いました。
今回は外部工事。ブログ5「外構計画」の施工編です。
外壁まで仕上がった状態でした。
高所作業は完了したので足場を解体します。
既にフェンスの支柱が立っていますが、、、ここから仕上げ工事を行っていきます。
店舗入口部分。道路から中が見えないように、ウッドフェンスを設置します。
「グレーが良いね」と住まい手と話していましたが、いろんなグレーがあります。
実物の板でサンプルをつくり、現地で検討。左から2番目を採用しました。
店舗の外壁を引き立てる良い雰囲気になったと思います。
敷地内部から。
お気づきだと思いますが、看板も取付けました。
真鍮の照明と看板。経年変化する素材です。
店舗側の工事はこれでおおむね完了。次は住居側です。
リビングの掃き出しサッシの外にウッドデッキをつくります。
色は全て白で統一。屋根がかかっているため、汚れや色落ちも少ないはずです。
早速フラフープを始めようとしている少女。(笑)
こちらはウッドデッキの真上。
元はアルミ製テラスがあった場所にウッドデッキをつくります。
落下防止の柵も付けました。
屋根にはガラスをはめ、下階への採光を図っています。
ウッドデッキの前にはオリジナル物置を施工しました。
リビングの目隠しを兼用し、外観も一体感を持たせるために木製でつくりました。
こちらもウッドフェンスと同じ板材、塗料で仕上げました。
駐車スペースは砂利を敷き均し、外構工事は完了。
こちらが完成後外観の全景。
店舗外壁以外は白~グレーの無彩色とし、お店側に視線が集まることを意識しています。
ライトアップすると内部の様子も良く見え、人がいる様子が外からでも分かります。
通行人を招くように、歩道側にはステップをつけたことが設計者としてのポイントです。
これにて建築工事は全て完了。いよいよ店舗オープンです。
次回は最終回。
オープン後の様子をご紹介します。
設計:増田