設計者ブログ

「設計」のしごと

2回目の投稿となります。設計の増田(↓写真)です。

 

今回は私が普段どのような仕事をしているか、これまでの経歴を含めてご紹介したいと思います。

前回のブログでも書きましたが、私はこれまで、新築とリフォーム両方の設計を行ってきました。

担当した建物の一部をご紹介します。

(写真をタップすると計画詳細がご覧いただけます。)

(新築住宅)

(新築住宅)

(新築住宅)

(民家リフォーム)

(民家リフォーム)

 

どちらの場合でも、基本的に設計担当である私がお客様の窓口となり、

ご要望のヒアリングや建物計画、コスト計画、スケジュール調整等が主な業務でした。

 

リフォーム・リノベーション事業部の創設にあたり、私は基本的に改修工事のみを担当します。

新築と比べ、リフォームやリノベーションは工期が短いことが多く、業務スピードや機動力が必要となります。

少しでも早く正確に業務を行うため、しごとの範囲を改修工事に専門化しました。

設計担当としてのメインの業務は建築計画です。

依頼者の住環境の悩みや困っていること、改善したいこと、ご予算などを伺い、建物の状況を確認し、建築計画として図面や見積をご提案します。

 

 (図面・スケッチ)

 

依頼者の中には「新築(建替え)か改修か迷っている」という方もいらっしゃいます。

そのような場合、改修予定の建物の調査を行い、

性能を損なうような重大な劣化が無いか、

また改修することにより理想に近い暮らしが出来そうか、

リフォーム工事経験者としてアドバイスさせて頂くこともあります。
(状況により建替えをオススメする場合もあります。)

改修工事が新築工事と大きく違う点は、工事内容や費用が多様に考えられることです。

1室だけ、1部分だけの改修から、家の骨組みだけを残し内外装や屋根を作り替える工事、さらには増築や減築など、

それに対するコストも数万円から数千万円まで、幅広い可能性があります。
(詳しくはインスタグラムをご覧ください。)

 

どのような工事でも、私たちは「想いも再生する。」という言葉を大切にしています。

家にはそこに暮らしている方の記憶や先祖の想いが込められています。

私たちは家を見ると、どのような生活をして、どのようにメンテナンスし手を入れてきたか、ある程度把握することができます。

また、解体をすると工事に関わった職人の手仕事が家に刻まれています。

しっかりと、丁寧につくられた家は、メンテナンスをしながら長く快適に暮らすことができます。

 

改修工事によって生活を改善するだけでなく、

暮らしてきた方や施工に関わった方、これからそこに暮らす方の想いを大切に。

そしてその想いを後世に引継いでいけるような建築計画、施工計画を心がけています。

 

設計:増田