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コージーコーナー
設計者ブログ『このホテルの部屋広いけどなんか落ち着かない。』
こんな体験は皆様にもあるのではないでしょうか。
逆にビジネスホテルの小さな部屋でも、妙に居心地が良いなぁと感じる事もあります。
住宅では、例えば20畳のLDKとか、6畳の個室とか面積を足していくイメージがありますが、ホテルでは時に苛烈な条件の中、限られた面積で何ができるが問われるので、濃密な寸法が凝縮されてることが多くあります。
最小限の収納寸法、家具と家具の絶妙な距離感と配置、ほどよい照明計画。
そして、心地良いホテルの部屋には必ず『居場所』があります。
それは部屋の大小に関わらず、身体スケールにあった小さな居場所である事が多い様に思います。
窓際の椅子、ちょっとしたデスク、壁際のソファ、さりげないベンチ、ベッドからの景色





居心地のよい(cozy)空間(corner)、いわゆる『コージーコーナー』が丁寧に計画されているかどうか。
そのような目線で過ごすと、ホテルには住宅設計に持ち帰るヒントがたくさんあります。
「ヌック」もSNSを通して部屋名としての地位をどんどん上げているように思いますが、愛らしい発音と空間形状で、分かり易いコージーコーナーのひとつかと思います。
設計中は平面図上でのコミュニケーンが主になりがちですが、間取りの中でも「居場所」を意識し、お施主様へどのように伝えるかが大事で、それは設計者の実力次第。コージーコーナーの計画も含めて考えるとパズルの様なプランニングだけではなくなり、その難易度もぐっとあがります。
これからも旅先で学び、自分の言葉に乗せて伝えていきたいですが、ホテルでは『何も考えずに寛ぐ』という感覚も忘れないように忘れたい。
岡本

※これまで出会った私が思う『コージーコーナー』シリーズの一部をご紹介致します。








