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ミリ単位のこだわり
現場ブログ家具打ち合わせの裏側。
今回は、家具の納まりを決めるための打合せ。
一見すると「ここに家具をつくる」というだけの話に見えますが、実際の打合せでは、数ミリ単位の寸法まで細かく確認していきます。
例えば、今回の小上がりタタミ。
畳の框(かまち)は27㎜。框に絡んでくる家具の側板は30㎜。
「この3㎜の差をどうみせるか?」
こういった数ミリの部分で現場での意見が飛び交います。
壁と側板の取り合いはどうするのか。壁から側板を2㎜出すと良いか。カウンターはそこからさらに5㎜だすと良いか。
カウンターは壁に飲み込ませるのか。それともツラで止めるのか。
こんなにこだわっても完成した時には、このこだわりを気づかれることはほとんどありません。
しかしこの数ミリの違いで完成した時の見え方は大きく変わります。
もちろん、使いやすさや強度、施工性も考えなければいけません。
「こっちの方が強度がつよくなり納まりがきれい」
「いや、ここは使う人のことを考えるとこっち」
「この2㎜をのこしたほうが良い」
そんな意見のぶつかり合いも、家造りでは大切な時間です。
図面上ではほんの少し違いでも、実際に完成した空間では、その数ミリが家具のラインや陰影、全体のまとまりにつながります。
家造りは、大きな間取りやデザインだけで完成するものではありません。
こうした細かい部分まで一つひとつ納まりを考え、現場で確認しながら仕上げていく。
今回も、納得できる「きれいな納まり」を目指して打合せは続きます。
「そこまでこだわる?」と思うような数ミリ。
でもその数ミリにこだわることが、完成した家の美しさにつながります。
