昔から家はその土地土地の気候風土に合った素材でつくることが理想とされてきました。豊かな森林資源に恵まれた日本でいえば、当然のことながら木材ということになります。
高温多湿な気候の日本では、腐朽菌が発生しやすく、シロアリなどの病害虫も数多くみられます。このような環境のなか、森林で何十年、何百年と生き続けている木には、日本の気候風土に対する耐性(防腐・防虫性能など)が備わっているため、結果、耐久性に優れた木材となり、世代を越えて住み継がれる丈夫で長持ちする住まいができるのです。また、国産材を使用することは、水源かん養機能(雨水をすみやかに地中に浸透させ河川にゆっくりと流すことで、洪水や渇水を緩和する機能)や二酸化炭素吸収機能など多くの公益的機能を持つ森林の適切な維持・管理にもつながります。サン工房が構造材・羽柄材のすべてに国産材を使用しているのには、こうした理由からなのです。