次世代のために出来ることは何ですか?


多くの人にとって、家は人生で最も高価な買い物です。35年の住宅ローンを組んで一生をかけて払っていく。返済の不安、そのために制限される自身の人生もあるでしょう。

でも、この苦しさを子供達の世代が経験しなくても良いとしたらそのために、今自分は必死に頑張っているのだとしたらこの経験はとても価値があり、次世代のために出来る、とても素晴らしい生きる目的になり得るのではないでしょうか。

元来、日本の家は子や孫が住み継げる、年月に耐えられる家でした。

そのために、丈夫で長持ちする造りを持ち、生活の変化に対応できる柔軟な間取りになっています。また、歳を重ねる毎に味わいや愛着が沸く、本物の無垢の素材で出来ています。
様々な社会的変化により、家を住み継ぐという文化が薄れつつあり30年住めれば良しという家もあります。

ただ一方で、良いものをしっかり造って、きちんと管理して次世代に残そうという日本の本来の家づくりに戻ろうという動きもあります。子の幸せを願わない親はいません。より豊かで幸せな生活を願い、精一杯生きた先祖のお陰で今の私たちの生活があります。

家づくりの原点は、家族の幸せです。その幸せが次の世代にも受け継がれるとしたら、人生を懸けて家を建てる価値がより高まるのではないでしょうか。サン工房はこれからも次世代に受け継がれる価値ある「日本の家」を造り続けていきます。

大西等