心を癒す

先日、お引渡しさせて頂いたお施主様のところにお伺いさせて頂きました。

設計提案中には浴室から坪庭を眺められるようにしたいと伺っており、完成時には浴室周りもとても素敵なお庭にさせて頂くことが出来ました。

新居の暮らしについてお話しておりますと、入浴中には坪庭(屋外)の照明を灯して、浴室内(室内)の照明を少し暗くしながら入浴すると、日常ではあまり体感できない非日常的で心地の良い雰囲気になると喜んで頂けました。

坪庭周辺をぼんやりと灯す事で入浴中に季節のうつろいを肌で感じる事ができ、とても心地良いのではないでしょうか。

暮らしながら実現出来た、ご自身ならではの憩いの時であり、暮らし方のひと工夫ではないかと思います。

これから初夏には花が咲きはじめ、秋には樹々が黄色や赤に染まっていく様子がより身近に感じられるのが楽しみです。

住まい手のご要望を満たす設計で上質な家造りはとても重要ですが、住まい手が暮らしを愉しむという考え方の原点として、至福の時を味わう為の住まい手ならでわの暮らし方の工夫も大切だと思います。

将来に渡りとても長い年月を暮らして頂く住空間が住まい手の心を癒すことに繋がれば、それが身体の健康のにも繋がると私は考えております。

住まい手の皆様がいつまでも健康的に暮らして頂ける為に、
日々精進して、より良い住まい造りに没頭していきたいと思います。

鈴木清澄